XEVEC(ゼベック)【3話】最新話のネタバレ感想、無料読み放題

XEVEC(ゼベック)

漫画「XEVEC(ゼベック)」3話のネタバレ

XEVEC(ゼベック)

第3話 特権者 ネタバレ

シヅマとミツキはヘミスフィア最高等級の高所得者用高層マンション、トランセンドレジデンスに来ていた。

ここの住人の生活は市内屈指のセキュリティで守られており、住人の知り合いだとしても厳重な入館審査が必要になる。

そんなスゴいとこになんで住人でもないアンタはスルっと入れるのよとミツキはシヅマに聞いたが、

シヅマはここの住人に貸しがあるからなと答えた。

「…とにかくこの最上階に住んでいるのね…お姉ちゃんの仇の正体を知る…情報提供者が…!!」

1時間前

ミツキの姉を殺害したと見られる眼帯の男の名前はミフネ士郎。

シヅマはこの名前をオープンソースで検索してみたが…大した情報はなかったという。

ミツキはせっかく手がかりを掴んだと思ったのに…これでまたフリダシね…と落ち込んだが、

シヅマは本名さえ分かれば充分、閲覧者(ブラウザー)に頼めばと言った。

そしてミツキに説明した。

この街ではあらゆる人間の行動がナノマシンによって記録され、XEVECのサーバーにアーカイブされる。

それらの情報は当然他人からはアクセスできないが、ブラウザーはそれを見ることのできる特権を持っている。

特権とは一般の人間には許可されることのない特別権限。

眼帯の男が何もない宙に浮いていたのも特権。

特権者とは通常の人間には許可されない権利をXEVECゼベックから特別に許可されている人間であり、

与えられる特権は基本的に一人につき一種類。

シヅマも特定の条件下でのみ周囲のナノマシンを使って任意の物体を構築する創成権を持っており、鉄拳制裁がそれである。

そしてシヅマとミツキはブラウザーに会いにきたのであった。

シヅマは内線でブラウザーに最上階の入室許可を取ってくる、女嫌いの気難しい奴だからミツキは待っていろと言った。

そして念のためミツキの人権を戻しておくが、おとなしくしてろと。

ミツキは携帯の迷惑メールフォルダに何かメッセージが入っていることに気づいた。

「送信者は…お姉ちゃん…!!?」

送信日は殺される直前。中身は全部文字化けしており容量も多く、スパムと判定して迷惑メールに入れられてたんだとミツキは思った。

そしてお姉ちゃんが殺された理由に関係してるかもしれないと思い、シヅマの元へ行こうとしたが、足を滑らせて転んだ。

「あらあら大丈夫?お嬢さん来客の方?」

「ごめんなさいね〜今ロビーの清掃をしててね。床が滑りやすくなってるのよ」

掃除のおばあちゃんがミツキに声をかけた。

「清掃中のエリアはあの看板が立ってるから気をつけてちょうだいね?」

ミツキは看板を見てなかった私が悪いと思い、それより早くクドウのところに…と考えていると、

先ほどの掃除のおばあちゃんが掃除の機械を持ってミツキに突っ込んできた。

ミツキはきゃあっ!!!と避けて何するんです!!!危ないじゃないですか!!!と言った。

「そのスマホ渡してもらおうか」

先ほどとは違った様子でおばあちゃんは答えた。

「な…何なのよいきなり!!!スマホ!?一体何のこと!!?それより今のは業務上過失傷害だわ!!!訴えるわよ!!!」

クク…やってみなよ

「上等だわ…XEVEC!!!」

“あなたの申請は棄却されました。”

おばあちゃんは再度ミツキに掃除の機械で突っ込み、ミツキはまともに腹に受けてしまった。

“あなたの周囲には一切の不法行為が認められません”

おばあちゃんはあの看板にはなんて書いてある?危険ですのでお気をつけください。つまりお前は今ここが危険だと分かった上で足を踏み入れているワケだ…、

だったらここでお前が今どんな危険な目に遭ってもそれは自己責任ってことだシムラミツキ

と掃除のおばあちゃんは説明した。

ミツキは掃除のモップを拾って構えた。

しかしおばあちゃんはお前からこのババアへの攻撃は業務妨害、モップがババアに届く前にXEVECに止められる、その一方でマンション内では住民の安全を最優先させるために部外者に対する身体的接触権は自動的に承認される、

と言って掃除の機械でミツキに突進した。

「だったら業務中の自分のケガも自己責任よね…狙いはこっちよ!!!」

ミツキはモップを振りかぶり、ワックスの入ったバケツを殴ってひっくり返した。

機械を持ったおばあちゃんは滑り、壁に激突した。

「…ごめんおばあちゃん。労災下りることを願うわ…」

おばあちゃんは腕の骨が折れているのに立ち上がった。

そして多少は反抗的な方が隷従のさせ甲斐があるってもんだと言った。

“そんな、骨折してるのに…!!!それに…さっきからの言動から考えると”

「お察しの通り、俺ちゃんは今このババアを外部から操ってる」

そして男は俺に屈服した人間の体内ナノマシンを操作し…俺の思い通りに動く操り人形に変える、これが俺の特別権限、隷従権。と説明した。

「…さてそのスマホに入ってる文書を寄越してもらおうか、さもなくばオマエも…操り人形として生きたまま俺ちゃんの玩具に加わることになる」

ミツキは逃げ出した。

そしてシヅマに電話をして状況を伝えたが、シヅマも襲われていた。

清掃業者だけでなく、マンション内のリフォーム業者まで隷従させていたのであった。

「クドウ聞いて!!奴の狙いはあたしのスマホみたいなの!!あたしのスマホに入ってる…文書…とか言ってたけど」

シヅマは何らかの証拠を示すファイルか…?いずれにせよこのためにこの大攻勢をかけるということは奴らにとって相当な重要物かと考えた。

そして、奴らは清掃や工事を申請して承認された区域内でした攻撃を行えない、お前はスマホを死守しながらマンション外か未申請区域へ退避しろとミツキに指示を出した。

ミツキの上から沢山の鉄パイプが降ってきた。

リフォーム業者が出口を封鎖していたのであった。

ミツキはそれなら中の看板が立ってないエリアへと逃げるが、ラウンジも屋内プールもゲストルームもトイレさえも…どこにでも看板があり、逃げ場がなかった。

スパナが飛んできてミツキに当たった。

「だから言ってんだろォ?逃げても無駄だってなァ…」

「ブスジマムネヨシだヨロシクねミツキちゃーん」

文書って何のこと…!?あたしは知らないわ…そんなものあたしのスマホには入ってない!!ミツキは倒れながら答えた。

「しらばっくれてんのか?それとも知らねぇだけか?」

「預かったハズだぜ、死ぬ直前のシムラ環からなぁ!!!」

ミツキはお姉ちゃんから送られたあの文字化けテキストが文書だと気づいた。

本来はシムラ環のPCから回収する予定だったが、死ぬ直前に妹のお前へと送信され元データは廃棄されていた…

ミフネのおっちゃんがお前を殺人犯に仕立てようとしたのもそれを回収するため。

文書はそれひとつで世界をひっくり返しちまうほどの爆弾だ。

ブスジマは得意げに言った。

ブスジマはリフォーム業者、清掃業者を動かしてミツキを追いつめるが、ミツキは開いたエレベーターの中に逃げ込んだ。

エレベーターの中には看板はなかった。

ミツキはシヅマに電話をしたが、話の途中で大きな音がして電話が途切れた。

そしてミツキが顔をあげると、「整備中危険」という張り紙がエレベーターの中に張られていた。

「ハロ〜ミツキちゃ〜ん」

エレベーター内のモニターにブスジマが映った。

清掃業者とリフォーム業者だけでなく、掌握したのはマンションの管理権そのものだとミツキに説明し、隷従しなければエレベーターを地上に落とすとミツキに伝えた。

“ムチャクチャだわ…これが…特権の力…”

“こんな反則能力…あたし一人でどうしろっていうの…!?クドウもいない…勝てるわけがない!!!”

ブスジマはミツキの前に隷従同意書をだした。

ミツキは同意するのボタンに指をかけた。

しかし、姉の姿を思い出す。

「悪に屈してお姉ちゃんを裏切っていいなんて法はあたしの信念には載ってない…!!」

同意書をミツキは殴りつけて言った。

「地獄に落ちろクソヤロー!!!」

ミツキは諦めず生き残る方法を探した。

ブスジマはXEVECにマンション管理者権限を行使しエレベーターを落下させると言った。

そしてエレベーターは落ち始めた。

「見つけた…ひとつだけ…反撃の糸口が…!!!」

漫画「XEVEC(ゼベック)」3話の感想

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