漫画「彼女、お借りします」120話のネタバレ
2019年12月11日（水） 週刊少年マガジン2・3号 発売
彼女、お借りします
満足度120 彼女達とビラ配り ネタバレ
桜沢墨はシャワーを浴びながら和也の事を思い出していた。“俺そいつに世話になっててさ……、俺には何もできることが無くて…”シャワーからあがるとベッドに倒れ込んだ。
「よろしくお願いしまーす」和也は駅前でクラウドファンディングのビラを配っていたが、なかなか受け取ってもらうことが出来ず苦戦していた。“昨日はあんなに調子良かったのに…”
制服姿のるかの周りには人が集まっていた。「よろしくお願いしまーす、ありがとうございまーす、ごめんなさーい、一人一枚までなんですーっ」るかは笑顔でビラを配っていた。
昨日のビラ配りには、るかもいたのである。和也は誰でも可愛い女の子の手から貰いたいに決まっていると納得した。そして一人じゃ50枚も配れなかったら情け過ぎると焦った。昨日は200枚配れたのに。
“カラーコピー500枚で1万8500円…白黒ならもっと安く出来るけど、千鶴の魅力、主に顔を伝えるためには必要経費、もう少しでバイト代入るけどこれで残高も壊滅的…できてあと1回か2回だな…”と和也は考えていた。
弱気になってはだめだとビラ配りを再開した。
そこに桜沢墨が通りかかり、お互いに気づいた。「どっ、どうしてここに」和也はたずねると、墨は筆談のためスマホのメモに「お父さんとごはん」と書いた。そして、墨はじ…っと和也が持っていたビラを見つめた。
不審がられていると思った和也は「あ、いや、実はさ」と説明することにした。
「それで肝心のクラファンが…ピンチでさ…」墨は感動し、スマホもメモに書いた。「きっとすごく大変、大丈夫？」
「ありがとう、平気、それに不思議なんだ…何度疲れて地面にケツついても、まるで彼女に引っ張られるみてーに…腰があがって、水原のためなら何度でも頑張ろうって思えるっていうか…」何恥ずかしい事言ってるんだと和也は続きを配るからと言ってビラ配りを再開した。墨は「ごめんお父さん！！！先食べてて！」とメッセージを送った。
相変わらず和也はビラ配りに苦戦していた。すると墨がビラを入れた段ボールの中をあさっていることに気づいた。「なっ！！墨ちゃん！！どうしてここに！？予定は！？」和也が声をかけると墨はメモではなく言葉に出して言った。「…私も、手伝いたい」そしてビラを持ち息を吸い込んだ。
「よろしく…お願いします……っ！」
ただでさえ人見知りなのに自分たちのために、と和也は感動しつつも決心したかのように大きな声を出した「よろしくお願いします！よろしくお願いします！！」
和也と墨は二人で遅くまでビラを配った。
…
「別にそんな大した物はないと思うけど」「何言ってんスか！気合い入れて行くっス！返礼品探しっス！」千鶴とみには千鶴の部屋に居た。
漫画「彼女、お借りします」120話の感想
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漫画「彼女、お借りします」120話、121話の考察
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