彼女、お借りします【105話】最新話のネタバレ感想、無料読み放題

彼女、お借りします

漫画「彼女、お借りします」105話のネタバレ

満足度105 隣の彼女② ネタバレ

和也は千鶴との制服デートの時の写真を見ていた。

そして“お願い…作って…私の映画……おばあちゃんに…見せて…っ”

そう言った千鶴の事を思い出し、よしっ!!と言って出かけた。

和也はクラファン最大手のキャンプファイヤーという会社に来ていた。

“水原に相談しろって言われて予約入れたはいいけど、やっぱすげー緊張する。でも決めたんだ、何があってもやりとげるって…!!”

「作成したページを拝見しましたが、正直思っちゃうんですよね。クラウドファンディングナメてるのかなって…」

和也はクラファンの担当者にダメだしされていた。

トップページの画像もなく文言からも本気度を感じない。返礼品もまだ考えられていない。

初速が大事なクラウドファンディングにおいてはスタート時の文章や返礼品の充実は大事なファクターである。

たしかに映画関連のプロジェクトは成功率70%と聞けば容易く思えるかもしれないが、その一つ一つが企画者の方が死に物狂いで努力した結果。

必要な分だけ努力しなかった人間の成功率は0%。

現状のままでは公開にGOはだせない。

例えば一口1万円だとしてあなたは赤の他人の女優のために1万円出すか?

「自分だったらどうか、それを死ぬ気で考えて下さい」

その夜

和也はへこんでいた。

たしかに俺が悪かったかもしれねーけど、初心者にあそこまで言わなくても…!!

でも清水さんの言う事ももっともだ…

和也が落ち込んでいるとベランダの窓にコツっと物が飛んできた。

「え〜!?企画立ち上げできなかった〜!?」

和也はこれじゃ成功の見込みは低いって…と言い、千鶴は担当の人も私たちのために言ってくれてるわけだしアドバイスには倣わなきゃと言った。

あと名前のことなんだけど、和也は切り出した。

気づかれない可能性もあるけど、女優名は一ノ瀬だし、大学で気づくやつがいたら一ノ瀬が大学で居辛く…

「映画に出られるなら大学で後ろ指さされるくらい何ともない」

そう言う千鶴の姿を見て和也はやっぱり失敗できないと思った。

「まぁだから気にしすぎないで?」

「期待してるわプロデューサーっ」

和也は甘美な響きに恥ずかしながらも喜んだ。

そして事務所に伝えたけどOKと千鶴は言い、和也はトップページ用の写真が何枚か欲しくて…と伝えた。

“始まったんだ……!俺たちの共同作業…!”

「ねぇーちょっとちょっと」

隣のベランダから和也と千鶴に急に話かける女の子がいた。

和也と千鶴は驚いた。

「おふたりさーんっ最近よく声聞こえるけど、そんなに話があるなら部屋でやってくれませんかー?」

「自分も仕事に集中できないっていうか、第一夜中にベランダでコソコソとーなんて」

「そんなにイチャイチャしてるなら付き合っちゃえばいいのに」

千鶴はかぁっと頬を赤くした。

和也は、はぁっ!!?と声をあげた。

漫画「彼女、お借りします」105話の感想

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漫画「彼女、お借りします」105話、106話の考察

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