漫画「化物語」89話のネタバレ
2020年4月28日（火） 週刊少年マガジン22・23号 発売
化物語 89話 ネタバレ
にんにく包囲陣、ウィズ・ドローン、超ウケると言ってエピソードはにんにくをつけたラジコンで笑いながら阿良々木を追い回した。
臭いというレベルではなく、骨までくるような強烈さを感じ、まるで超強力防犯スプレーを食らった時のようなと思いつつ、羽川の言葉を思い出した。
“阿良々木くんはさ、もともと武器とか道具とか用意する必要なんてないんだよ、だってそうでしょ？武器は力がない人が力を増幅させるために使うものだから”
そしてさらに羽川との会話を思い出しながら、口を覆っていたマフラーを手に持った。
“飛行機の本質は翼だと思うでしょ？”それは違う、飛行機は推進力が弱いから…力が弱いから翼という道具を使うのだと。
阿良々木はマフラーを勢いよく振り回して、ラジコンを粉々に破壊した。
力さえあればただのマフラーが強力な鞭になる。
日光にも十字架にも弱い、一見弱点だらけの吸血鬼。だがその強さの本質はコレなのだろう。どだい僕の頭ではあれこれ考えて戦うなど無理なのだ。
阿良々木はそう考え、エピソードに向かって行った。
「あ。」
断罪の地雷蹄鉄。阿良々木が蹄鉄を踏むと爆発した。
「マイナーだろっ！！蹄鉄が吸血鬼の弱点なんてお前知ってたか？あ？超ウケる！！」エピソードは嬉しそうに言った。
阿良々木はなんとか受け身を取るが、エピソードが突っ込んできた。
五月雨十字架、持っていた十字架をいくつも阿良々木に向かって投げた。からの死角奪、エピソードは避ける阿良々木の背後にまわった。
十字五連装、悪魔の爪！！！エピソードは五つの十字架を阿良々木に投げた。
阿良々木は避けながらも困惑していた。なぜエピソードはいちいち大声で技の名前を叫ぶのか。叫んでるおかげで阿良々木は攻撃をかわせているし、ワイヤーやあちこちに仕掛けられた吸血鬼のトラップの数々。だったら得意満面に教える意味はないと。
余裕か？いつでも狩れるという主導権をとりたいのか？と考えつつも羽川の言葉を思い出す。
羽川は駅でエピソードと話したことがある。ざっくりとした印象だけど、余裕のない人と感じた。ヴァンパイアハーフという生い立ちに関係してるのか、鷹揚にかまえているけどその裏返しなのか。
「見た目よりもずっと若いような気がしたよ。ずっとカカトを上げてて…私と似てるのなって」
そして阿良々木とは逆だと。力がないから翼を使わないと飛べない人の典型だと。
阿良々木はエピソードの十字架を避けながら考えを進めた。羽川の言うとおり見た目より若い？そして嬉しそうなエピソードを見て確信した。
コイツは妹たち…だ。子供の頃僕にくだらないいたずらをして楽しんでいた妹たちにそっくりなんだ。
漫画「化物語」89話の感想
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漫画「化物語」89話、90話の考察
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